鎌倉〝天空のカフェ〟閉店へ 長年愛され欧米でも「必見名所」と紹介 都市計画法巡り市と折り合い付かず(カナロコ by 神奈川新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/XmqR6KFI2X
— ランドルフ (@randolph_dol) December 9, 2022
鎌倉に30年以上も営業していて「天空のカフェ」としてもなじみのある樹ガーデンが2022年12月27日をもって閉店することが分かりました。
閉店のきっかけは「市民からの情報提供」です。
今回は情報提供した市民が誰なのかと、都市計画法代42条が何かについて調べていきたいと思います。
【天空のカフェ鎌倉】樹ガーデンの情報提供者はだれ?
まるで天空の城のような素敵な鎌倉の樹ガーデンが今月末で閉店してしまいます😭行政と揉めたらしい。コロナ禍でしんどくなったとき心を洗濯しに来てました🥰素敵な癒やしの場所🏠ぜひ残してほしい〜‼️ pic.twitter.com/3a00g4if6D
— yokko (@yokko_fin) December 8, 2022
【天空のカフェ鎌倉】樹ガーデンの情報提供者はだれなのかについて調べてみましたが、わかりませんでした。
2019年11月27日に鎌倉市役所開発審査課から是正勧告を受けたそうなので、おそらくこの市民は2019年11月より前に情報提供をしたのだろうと考えます。
都市化計画法について詳しい人だと考えられるので、おそらく法の知識がある人物なのではないでしょうか?
個人情報の保護ということもあるので今後この人物が明らかになる確率は低いのかなと思います。
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【天空のカフェ鎌倉】樹ガーデンの閉店理由の都市計画法第42条ってなに?
投稿で知りましたが、樹ガーデンの閉店は本当でした。 pic.twitter.com/IaOjgAUfTe
— shizshiz (@feliceshizshiz) December 4, 2022
そもそも樹ガーテンが閉店になる理由の「都市計画法第42条」とは一体何なのでしょうか?
都市計画法42条とは
どうやら「開発申請時に記載している建物以外は建設してはいけない」ということのようです。
法律なので文書がむずかしいですが、以下にまとめますね。
(開発許可を受けた土地における建築等の制限)
第四十二条 何人も、開発許可を受けた開発区域内においては、第三十六条第三項の公告があつた後は、当該開発許可に係る予定建築物等以外の建築物又は特定工作物を新築し、又は新設してはならず、また、建築物を改築し、又はその用途を変更して当該開発許可に係る予定の建築物以外の建築物としてはならない。ただし、都道府県知事が当該開発区域における利便の増進上若しくは開発区域及びその周辺の地域における環境の保全上支障がないと認めて許可したとき、又は建築物及び第一種特定工作物で建築基準法第八十八条第二項の政令で指定する工作物に該当するものにあつては、当該開発区域内の土地について用途地域等が定められているときは、この限りでない。
2 国又は都道府県等が行う行為については、当該国の機関又は都道府県等と都道府県知事との協議が成立することをもつて、前項ただし書の規定による許可があつたものとみなす。
都市計画法https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=343AC0000000100
ただし、この都市計画法第42条には例外規定というものがあるそうで
- 都道府県知事の許可
- 建築物で、用途地域、特別用途地区、特定用途制限地域、居住環境向上用途誘導地区、特定用途誘導地区、流通業務地区、港湾法第39条第1項分区内
- 第一種特定工作物かつ建築基準法施行令第138条第3項の工作物で②の用途地域等の区域内
*コンクリート・アスファルトプラントなど
と3つの規定があります。
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樹ガーデンは都市計画法違反?
樹ガーデンのホームページによると
都市計画法違反の点については、昭和45年以前からの土地所有者であった当店オーナー家が、昭和49年の本件建物の建築確認取得時に、住居利用に加え、併用営業の許可を得ておけば、今日のカフェテラス樹ガーデン営業は何の問題にもならなかったものです。そのときに営業許可を取っていなかったという点は私どもの反省点ではありますが、当店が当初から都市計画法に違反する行為と承知していながら、営利を目的として事業を行ったものではありません。
鎌倉 樹ガーデン【公式】http://itsuki-garden.com/
とあり、開発当時に住宅利用としてオーナー家が申請を出していたことがどうやらひっかかってしまったようです。
樹ガーデンは鎌倉保健所の許可を得ていた
当店は「森林環境の保全・育成という公益目的達成の為と、大仏ハイキングコースにおける事故災害時の救護も兼ねたお休み処がほしいとのお客様からの要望もあり、そこを訪ねる人々に保全・育成した森林環境の恩恵を味わっていただくべく、神奈川県鎌倉保健所の許可を得た上で軽食等の提供に個人住宅の厨房を使用しているだけに過ぎない」と主張を続けてまいりました。
鎌倉 樹ガーデン【公式】http://itsuki-garden.com/
とホームページに記載してあり、保健所の許可を得ていたようです。
今回の閉店の理由は申請時の記載が問題となっているようです。
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【天空のカフェ鎌倉】樹ガーデン閉店についての世間の声は?
大仏ハイキングコースへ
— umimachi memory (@umimachi4) December 8, 2022
スッキリと晴れ上がり、富士山もくっきり🗻
今日も気持ち良かった😊
途中の休憩スポットの
天空のカフェ「樹ガーデン」が
この年末に閉店してしまうなんて残念でなりませんね。#鎌倉 pic.twitter.com/gUeRjGQuLP
鎌倉市常磐「樹ガーデン」〝天空のカフェ〟年内閉店へ 都市計画法抵触と市が勧告、解決策見出せず |神奈川新聞https://t.co/69TpPUvC5G
— 小坂洋文 (@skydiver_3) December 8, 2022
「無差別な観光振興より静かな住環境を護る」方に政策振り切る訳でもないなら市役所も何か考えればいいのに
鎌倉「樹ガーデン」さんの
— 空手衣の東海堂 横浜営業所 (@tokaidoyokohama) December 9, 2022
閉店問題
鎌倉市は都市計画法に例外は
無いと言うけど観光上の恩恵
を考えると悪手だと思います
鎌倉〝天空のカフェ〟閉店へ 長年愛され欧米でも「必見名所」と紹介 都市計画法巡り市と折り合い付かず(カナロコ by 神奈川新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/OsaNmodnfl
ぬー、”市民”の通報が起点か…。
— どぎい@ィ横浜_💉💉💉💉モモモファ (@doggie_ele) December 9, 2022
ご近所迷惑か人気への妬みか…でも法律だからね…。
鎌倉〝天空のカフェ〟閉店へ 長年愛され欧米でも「必見名所」と紹介 都市計画法巡り市と折り合い付かず(カナロコ by 神奈川新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/SjXtgFGjU0
鎌倉散策、古道探訪の際にときどき訪れたカフェ。ほとんどが斜面のテラス席で、落ち着き癒される場です。
— sailor (@PiratesofAsia) December 9, 2022
法や条例を守らせる前に、その法、条例の根底にある趣旨や前提を再確認すべきてはないかと思う。
時代も社会も環境も変わっているのだから。
劇場関係も同じ。https://t.co/FG1i2X51QL
閉店するのは残念という声と、法律だから仕方ないのかといったような声が多く見受けられました。
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【天空のカフェ鎌倉】情報提供者はだれ?閉店理由の都市計画法第42条ってなに?のまとめ
今回は、【天空のカフェ鎌倉】情報提供者はだれ?閉店理由の都市計画法第42条ってなに?について調べてみました。
情報提供した市民についてはなにもわかりませんでした。
そして今後も公表されることはないのかなと思います。
しかし、開発申請時の許可の有無で30年以上国内外から愛されていたお店がなくなってしまうのはとても寂しいですね。

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